エアコンの吹き出し口の黒いカビ汚れを解消したい(栃木県小山市)
お客様のご依頼のエアコンはリビングに置いてあるメインのエアコンとのこと。そのため使う頻度も多く、夏はもちろん冬も暖房として使用するなど一年中活躍するエアコンでした。まずはエアコンの吹き出し口をチェック。すると黒い点々が見えます。これがお客様の気にされてたカビでした。 頻度も高いことから作業終了時に防カビ・抗菌コートのオススメをし、お客様から「ぜひ!」とのお言葉を頂き、作業に取り掛かりました。
エアコンの設置場所の確認
まずはじめにエアコンの設置場所を確認します。
どの程度の高さか、養生しやすいか、設置されてる壁は土壁か否か。
今回は一般的な高さで問題なく作業できます。ただ設置されている壁が土壁でしたので、いつも以上に慎重に養生します。(いつも慎重です)
実は和室によくある土壁はよーく注意しなければいけないんです。
洗浄した汚水が漏れ出すことがあり、壁にシミが残ってしまう場合がございます。
エアコン周辺を厳重に養生した上で洗浄いたしますが、通常はお客様にご了承を頂いてからの
作業とさせて頂いております。
土壁に設置のエアコンでも、万が一の水漏れに備えて、厳重に養生を行い、しっかりとクリーニング作業しますので宜しくお願いいたします。
また和室の畳も万が一の水漏れに備えて吸水性の良い、タオルを備えておりますのでご安心頂ければ幸いです。
エアコンの分解・高圧洗浄
しっかりと養生をしたら、いよいよ本番です。エアコンの分解作業に入ります。まずは全面のカバーを外してルーバーと言われる送風口のプラスチック部分も外します。
そうするとフィルターも出てきてそのフィルターの支える部分も外します。
ちなみに一般の方はこのフィルターをお掃除します。
でも私達プロはこの先を洗います!
熱交換機の「アルミフィン」が出てきました。
エアコンで洗うところのメインはコレです!
今回はノーマルタイプのエアコンでしたので、すんなりと出てきましたが「自動お掃除付きエアコン」だとフィルターの上の自動お掃除エアコンのユニットがガッチリくっついています。
ロボット付きエアコンの話はまた次回にするとして、さぁアルミフィンを洗います。
基盤に水がかからないようそこも養生します。
どう洗うのかというと専用の洗剤を使用し、まんべんなく吹き付けます。
そのあとまたまた専用の高圧洗浄機を使いフィンの奥までカビやヤニ、ホコリをキレイに隅々まで落としていきます。
洗浄した水の色が真っ黒です。。
洗浄した水は養生した際に下に置いておいたバケツにビニールを伝って排出されていきます。
だいたいここでお客様はみなさん驚かれます(笑)
そのあとや外していたカバーやルーバー、プラスチック類を丁寧に洗浄します。
元通りにしっかり直していきます。
リモコン操作で動作確認をし、確認いただき作業完了です。
とても喜んでいただき、「草原の風だわ〜」と言っていただけました!
エアコンクリーニングの料金
今回のエアコンクリーニングは自動お掃除ロボットがついていないタイプでしたので、消費税込みで9500円で作業を完了させて頂きました。
栃木県内のお客様でしたので出張費は無しです。
時間は2人での作業でしたので45分でした。
1人作業の場合もございます。その場合は60分〜90分のお時間を頂く場合もございます。
カビはなぜ生えてくる?
実は今回のような黒いカビ…
全然珍しくないんです。
エアコンの中はカビが繁殖する条件がそろっています。家庭それぞれの条件でもちろん変わりますが、数年クリーニングしていないといつの間にかカビが生えてた!ということもあり得ます。
カビが生えたエアコンの風を浴びのは誰だって嫌ですよね。送風口の黒い点々や臭いが気になったらすぐにプロに頼みましょう。夏本番になると依頼が殺到します!
エアコンを洗うなら夏に大活躍した後のまさに今!です。
エアコンは今やほぼ100%の所有率です。自分では手が出ないところのお掃除はお任せ下さい!